仕事術

急がば回れ!木こりのジレンマ

インターネットなどで木こりのジレンマという言葉を聞いたことがありませんか?

要約すると以下のような話です。

ある木こりが一生懸命に木を切っています。

通りがかった旅人はその様子を見てある事に気づきます。

木こりが使っている斧は刃こぼれしており、効率がとても悪そうなのです。

見かねた旅人は「斧を研ぐべきですよ」と助言します。

すると木こりはこう返答しました。

「木を切るのが忙しくて、そんな暇はないんだよ」

 

薬剤師が働く現場でも、これに似た状況は決して珍しくないと感じます。

多忙過ぎる。何とかしないといけないのは分かっている。
でも考える時間もないーーーー。

自身の経験ですが、以前管理薬剤師に就任して間もないころ

調剤・投薬・報告書類・新人の研修資料作成などで手一杯になっていました。

忙しいからもっと頑張るしかない

それしか考える余裕が無かったのです。

上司にたまらず相談したところ

忙しいのは分かる。頑張っているもの分かる。ただ一度立ち止まって考えてみて。効率化できる箇所はないか。他の人に任せることを増やせないか。それでもどうしようも無かったらもう一度相談してほしい。

こう助言されました。

上司から見れば自分は典型的な木こりだったのです。

そこで僕は手を無理やり止めて時間を作り

  • 予製剤の種類を大幅に増やす
  • 報告書は簡易マニュアルを作成し誰でも作成できるようにする
  • スタッフ間の仕事量を調節し大きな差を無くす

などなど・・・コツコツと改善を重ねました。

こうしているうち、徐々に時間効率は上がっていき
最終的には少し空き時間ができるまでになりました。

事実として
一度立ち止まることで、良い結果へと繋がったのです。

もし今、この記事をみていて
自分のように多忙で考える時間もないと苦しんでいる方がいましたら

どうか勇気を持って立ち止まり
斧の刃を研ぐ=改善を実行してはいかがでしょうか。

きっと状況は好転すると思います!

少しでも日常業務のヒントになれば幸いです。

それではまた次の記事で。